産後アレルギーが発症したり、体質が変わるひとがいます。金属アレルギーになる人も多く、ピアスもネックレスも手放し、チタンの結婚指輪だけ手放さずに済んだという方も多くいらっしゃいます。プラチナのマリッジリング、ゴールドの結婚指輪の場合、金属アレルギーで薬指が金属負けしたりかゆくなったりして着けられなくなり、チタンに作り替える方もいらっしゃいます。
妊娠によってからだの水分量が変わると同時に、むくみを経験したと答える女性が多く、それに伴って指輪と皮膚が密着しすぎたために起こった皮膚トラブルもあります。
皮膚の疾患は乾燥によるものが多く、通常保湿されていれば、健康な皮膚なのですが、汗や残留洗剤、指輪と指のむくみによる密着時間が長くなった場合、皮膚が白くなってしまい、かゆみを生じるなどの症状が出ます。妊娠や食べづわりなどにより急激に体重増加し、指のサイズに変化が起きたりしたら、それは体調変化のバロメーターともなります。
体内に命が宿ったことを母体に知らせるアラートがつわりだとすれば、金属アレルギーは金属イオンに対するからだが発する信号です。外部から侵入した金属イオンに対し、拒否のサインを細胞が発信していることで、撃退しようとする細胞が信号を受け取り、かゆみや炎症を起しています。ただし結婚指輪がチタンの場合は予防になり、対策になります。チタンのジュエリーであれば、皮膚と接触して金属イオンを出すことがありません。従いましてチタンの指輪でかゆくなる症状は起こらない、安全で体質の変化に影響を受けない指輪です。結婚後の体質の変化でもずっと着け続けることができます。
「砂の団子」では塊にしようとしてもだんごが造れません。「さらさら雪」では雪玉や雪だるまは作れませんが、水を含ませると自在に成形して作ることができます。
金属の場合は、水ではなく自由に動ける電子があります。金属が固体の時は結晶でできています。力を加えると金属原子
が動くので結晶の形は崩れるのですが、鍛造で指輪を作る時、自由電子に囲まれた中で次々と滑るように金属原子が移動していって新たな結晶となり、ハンマーでたたかれても金属全体として壊れてしまうことはありません。チタンはこのように、鍛造によって指輪を成形できますが、タングステンの場合は自由電子が少なく、割れてしまいます。